足のトラブル

タコ・ウオノメ

両方とも、靴と足の形が合わないことによって足の角質が増加してできます。タコは平板状に角質が増えるので痛みを生じませんが、ウオノメは逆円錐状になって足底や足趾間に突き刺さるため痛みを生じます。治療の基本は削ることです。スピール膏という塗り薬もあります。シューフィッターさんへご相談されることをお勧めする場合もあります。

水虫

水虫は白癬という真菌、つまりカビの一種によって引き起こされます。水虫を疑った場合、まず顕微鏡で本当に白癬菌がいるかを探します。他の皮膚疾患でよく使用するステロイドを使ってしまうと悪化しますので、特に手足の皮膚疾患では常に疑い検査させていただくことも多いです。その存在が確認できれば、塗り薬で治療を開始していきます。爪にできた場合は年単位の治療期間を要する厄介なものです。